ABOUT

受け継ぐ価値、育てる未来。

「伝統×サステナブル」
それは、子どもたちの未来を豊かにするギフト。

カスリキッズは、人類を幸せにするエシカルファッションブランドです。

 

KasuRekids5つの魅力

1.こだわりの素材

「今世の中に出ている衣類を大事にする。そして新しい衣類を製造するときは人権と環境に配慮した長持ちするものにする」という考えの下、
素材は、織り工程の前後で経糸(たていと)が切れたりと製造工程でどうしても出てしまう流通ルートに乗らない「規格外のハギレ」と、新しく製造している児童労働・農薬が入っていないことを第三者機関で認証された「国際基準のオーガニックコットン」。染色は天然藍染め。綿100%のこだわりの素材は敏感なお子さまの肌にもやさしくオールシーズン快適に着用いただけます。

また、「生地の耳」を使うことで裁断くずをなるべく少なくし、縫製工場で出た裁断くずはブランドに戻しています。

2.希少な国産

国内の衣類自給率は約2%。カスリキッズの商品は紡績~縫製まで国内で丁寧につくられている希少な国産。国内で生産することで輸送時のCO2排出を抑制にもつながります。

3.経済的

「サステナブルファッションは価格が高い」。環境に良いとわかっていてもすぐにサイズアウトしてしまうこども服にはそこまで出せないのが正直なところ。カスリキッズの商品は成長に合わせて長く着られる工夫がされ流行を追わないクラシカルデザイン。
3WAYワンピースは標準サイズで約5年着られ、ユニセックスパンツは成長に合わせて裾を調整でき、すぐに破れてしまう膝は二重に補強しています。長く着られるため経済的でお財布にやさしい。

地球に負荷のかかる消費社会ではなく、これからは愛着を持って物を大事にしていく時代。環境負荷が非常に高いアパレルこそ長く大事に愛着を持って着続けることで環境豊かな未来につながります。

4.手放す先がある

気付いたらお気に入りの服がサイズアウトしていることもしばしば。クローゼットにはサイズアウトしたこども服が沢山。サイズアウトしたカスリキッズの商品は古物商許可を得ているKasuRekidsが回収し次に必要なお子さまに中古販売・レンタルでお届けします。手放す先があるから安心。「いいものを大事に着続ける」を実践できる場を提供します。

5.伝統の継承につながる

福岡の筑後地方で220年の歴史を持つ伝統工芸の久留米絣は30以上の工程の多くを職人の手作業にて行い上質で耐久性があります。日本の職人が減少しているいま、カスリキッズの商品を通して伝統を継承することにつながり、幼少期から日本の伝統に触れる体験ができます。


「顔の見える服。」

カスリキッズは生活者が生産過程を確認してモノを選択する世界を目指しています。カスリキッズも「顔の見える服。」として、つくりて様をご紹介します。

▼藍染め 
久留米かすり 池田絣工房
池田大悟 氏
「藍染の原料である蒅(すくも)の一大産地である徳島の阿波藍を使用し、日本三大暴れ川と称される筑後川を有する筑後の地下水を使い手間暇かけて発酵させています。日々品質をしっかりと管理している天然藍にて調子のよい甕を使い一点一点ていねいに手染めしています。」

▼久留米絣
下川織物
下川織物3代目 下川 強臓氏
「一般的に久留米絣は1反=12Mまたは13Mという長さで流通しています。 しかし、 30以上の工程の多くを手作業で行いつつも 一定量の量産体制を整えている国内でも稀有な製法を持つ久留米絣においては、織り工程の前後でロスが出ます。同じ製法、同じ風合いに仕上がっても12M未満の生地は流通ルートに出せないために 『ハギレ』として残ります。
製造業に携わる身として私はエシカル、サスティナブルを重視しています。規格外野菜と同じように『ハギレ』を有効活用することが環境にやさしいと考えます。
同時に職人の後継者育成のために仕事を維持し続けることも大事で、その結果が 約200年続く久留米絣の伝統を継承していくことに繋がります。」

▼縫製
小倉メリヤス製造所
小倉大典氏
「ベビー・子供服の製造はファッション性だけではなく、安全性などへの配慮が必要であり、この基準をしっかり遵守して生産している工場は日本でも少ないです。
未来を担う子供達の笑顔を守る為に、洋服の縫製工場という立場で少しでもお役にたてればと思っております。」

 


久留米絣(くるめがすり)

環境と人権に配慮した自然由来の素材で長く着続けることを実現するために上質で耐久性のある【久留米絣(くるめがすり)】採用しました。久留米絣織り機

 久留米絣(くるめがすり)は、日本の伝統的な織物で、福岡県久留米市を中心に生産されています。絣(かすり)とは、織り上げた際に模様がぼやけて見える特徴的な織物技法のことを指します。久留米絣は、経糸と横糸を織り交ぜることで独特の模様を作り出す技法です。

歴史

久留米絣の起源は、1800年代初頭に遡ります。1810年頃、井上伝という若い女性が偶然にも絣技法を発見し、その後広まりました。彼女の工夫により、久留米絣は瞬く間に人気を博し、久留米地方の主要産業の一つとなりました。

特徴

  1. 模様: 久留米絣の最大の特徴は、絣模様です。これは、糸を染め分けることで模様を作る技法で、織り上がると模様がぼやけたように見える独特の美しさがあります。
  2. 手作業: 久留米絣の製作過程は多くが手作業で行われ、高度な技術と時間が必要です。

製作過程

  1. 糸染め: 織る前に、糸を部分的に防染して染め分けます。これにより、織り上がるときに模様が現れます。
  2. 織り: 染め上がった糸を手織り機で丁寧に織り上げます。経糸と横糸が交差することで、絣模様が現れます。


これまでの活動を見直すとき

ファッション産業は原材料調達から廃棄まですべての工程で環境負荷が高く海洋汚染・地球温暖化に加担しています。排出される温室効果ガスは世界全体の8%を占めており、途上国に輸出された古着は埋め立てをされ有害物質を出しています。

それにも関わらず、国内でも作られた服の3~4割は未使用で廃棄されその量は年間約14.8億枚にも上ります。

地球温暖化は深刻さを増し、今後5年間のうちに産業革命期の平均気温を一時的に1.5℃超す可能性があるとされています。地球温暖化の起因は人間活動に寄るものであり、温室効果ガスを多く排出しているのは私たち先進国や新興国の人たちですが、干ばつや食糧難など命の危機を伴う大きな影響を受けているのは温室効果ガス排出量の少ない脆弱な国の人々です。

そのため私たちはこれまでの活動を見直す必要があります。

カスリキッズは日本の伝統織物でこども服のサーキュラーエコノミーを実践し、ブランドを通して「人と環境にやさしい衣類を選択し大事に着続ける世界」を実現します。

人と環境にやさしいエシカル消費はかっこいい。

 

クローゼットの一枚をKasuRekidsのサステナブルなアイテムにしませんか?

久留米絣のこども服ワンピース